姿勢が悪いと、体のバランスが崩れて、関節や筋肉に負担がかかります。これにより、筋肉がうまく働かなくなったり、痛みやこりが生じることがあります。その結果、体の歪みが起こり、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります。
<姿勢の不良によって起こりうる障害>
1.感覚器官への過度な負荷や筋肉の緊張によって、頭痛が引き起こされる
2.筋肉や関節の動きが制限され動きが悪くなり、反対側の部位も動かしにくくなる
3.筋肉の長さや力のバランスが崩れ、働きが悪くなる
4.筋肉が持続的な力を出せず、筋肉のパフォーマンスが落ちる
5.体を支える筋肉の働きが低下し、姿勢を保つのが難しくなる
6.心臓や肺の持久力が落ち、全体の体力が低下する
7.神経と筋肉の連携がうまくいかないため悪い姿勢をとる癖がつき、正しい姿勢をとる感覚が失われる
骨盤と背骨は、良い姿勢の基盤です。これらを安定させ柔軟に保つことが、よい姿勢を維持するためにはとても重要です。
(参考文献:ナツメ出版「正しく理想的な姿勢を取り戻す姿勢の教科書」竹井仁・著)